Japanese
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実践講座 パソコンのリハビリテーションへの応用
3.電子カルテのリハビリテーション業務への応用
Use to Electronic Medical Record in Rehabilitation.
渡辺 京子
1
Kyoko Watanabe
1
1亀田総合病院リハビリテーションセンター
1Rehabilitation Center, Kameda Medical Center
キーワード:
統合電子カルテシステム
,
医療情報共有化
,
医療マルティメディア
,
リハビリテーション管理
Keyword:
統合電子カルテシステム
,
医療情報共有化
,
医療マルティメディア
,
リハビリテーション管理
pp.253-259
発行日 1998年3月10日
Published Date 1998/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552108616
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はじめに
これまで病院におけるコンピューター利用は医療業務システムを中心に行われてきた.診療情報は主に紙が用いられ,嵩張り,搬送が困難なうえに,カルテやフィルムを紛失してしまったり,カルテを探し出す手間がかかるなど,業務効率化に対して効果がなかった.1990年代になりパソコンが広く普及し,医療の現場にもコンピューターが導入され始め,情報技術の進歩と医療サイドからのニーズに伴い,電子カルテシステムが注目されるようになった.1995年からは,厚生省プロジェクトとして「電子カルテ研究開発研究事業」,さらに通産省の共管事業で,「新医療情報システム基盤整備プロジェクト」などが稼動している.
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