Japanese
English
特集 運動と健康
健康増進
Relationship of Health Practices, Activities of Daily Living and All Cause Mortality.
徳井 教孝
1
,
溝上 哲也
1
,
吉村 健清
1
Noritaka Tokui
1
,
Tetsuya Mizoue
1
,
Takesumi Yoshimura
1
1産業医科大学産業生態科学研究所臨床疫学教室
1Department of Clinical Epidemiology, Institute of Industrial Ecological Sciences, University of Occupational and Environmental Health, Japan
キーワード:
生活習慣
,
死亡率
,
日常活動動作
,
追跡研究
Keyword:
生活習慣
,
死亡率
,
日常活動動作
,
追跡研究
pp.811-815
発行日 1997年9月10日
Published Date 1997/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552108465
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はじめに
わが国では,人生80年時代が到来し,積極的に健康度を増すための健康増進に力点をおいた「アクティブ80ヘルスプラン」が昭和63年から実施されてきた1).その柱の一つに,運動・栄養・休養という健康づくりの3要素を中心として,健康的な生活習慣形成を目指すことが挙げられている.平成9年には「成人病」が「生活習慣病」といわれるようになり,ますます生活習慣の重要性が認識され始めた.
われわれの研究室では,1986年から地域住民を対象に,生活習慣が死亡にどのような影響を及ぼすのかを明らかにするため追跡研究を行っている.生活習慣,日常活動動作(以下,ADL)と死亡との関連を他の研究成果も交えて解説する.
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