Japanese
English
研究と報告
ラットヒラメ筋の廃用性萎縮における筋紡錘・腱紡錘の機能的変化
Changes of Muscle Spindle and Golgi Tendon Organ's Function on Soleus Muscle Disuse Atrophy in Rat.
武田 功
1
,
藤野 英己
1
,
祢屋 俊昭
1
,
元田 弘敏
1
,
中嶋 正明
1
Isao Takeda
1
,
Hidemi Fujino
1
,
Toshiaki Neya
1
,
Hirotoshi Motoda
1
,
Masaaki Nakajima
1
1吉備国際大学保健科学部理学療法学科
1Division of Physical Therapy, Kibi International University of Health Science
キーワード:
廃用性萎縮
,
筋紡錘・腱紡錘
,
ラットヒラメ筋
,
電気生理学
,
求心性神経活動
Keyword:
廃用性萎縮
,
筋紡錘・腱紡錘
,
ラットヒラメ筋
,
電気生理学
,
求心性神経活動
pp.731-735
発行日 1997年8月10日
Published Date 1997/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552108446
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はじめに
骨格筋の廃用性萎縮は無為な長期間の臥床,安静,固定などによって二次的に発生し,関節運動に制限を来すのみならず,感覚器などの障害により,四肢の相対的な位置関係や抵抗感覚,重量感覚などが侵され,運動能力の低下を招くことは周知の事実である.理学療法の分野においても,その予防と機能の回復は常に難渋を極め,深刻な問題でありながら,未だ十分に解決されていない.その機能回復の基礎的研究として,感覚器の動態を運動学的および電気生理学的に検討したので報告する.
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