書評
上田敏・大川弥生 編―リハビリテーション医学大辞典
大橋 正洋
1
1神奈川県総合リハビリテーションセンター
pp.614
発行日 1997年7月10日
Published Date 1997/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552108417
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上田敏,大川弥生の師弟コンビによる待望の一巻が発刊された.リハビリテーション医学大辞典である.リハビリテーション医学の分野で,用語に関心を持つ者は,本書が準備されているというのを聞いてから実際に手にするまで随分待つことになった.上田先生によると,本書の準備から完成までに10年を要したとのことである.早速手にしてみると,A5版サイズだから取り扱うにはハンディだが,852ページ,厚さが4cmもあって,ずしりと重い.辞典のケースにはリハビリテーション医学大辞典と表記されているが,本体ビニールレザーの表紙には金文字でCyclopaedia of Rehabilitation Medicineとある.上田先生の書かれた序文の中から,辞典の編纂方針や出版までの過程を紹介する.
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