Japanese
English
特集 リハビリテーション・スタッフのトピックス
―今,ソーシャルワークの分野では―資格問題をめぐって
Present Situation of Social Work in Health and Medical Care: Tasks for Qualification.
長谷川 眞砂子
1
Masako Hasegawa
1
1帝京大学医学部附属市原病院医療相談室
1Teikyo University Ichihara Hospital
キーワード:
保健・医療分野のソーシャルワーカー
,
社会福祉士
,
養成機関
,
卒後教育
,
資格
Keyword:
保健・医療分野のソーシャルワーカー
,
社会福祉士
,
養成機関
,
卒後教育
,
資格
pp.305-310
発行日 1995年4月10日
Published Date 1995/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552107836
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はじめに
保健・医療・福祉の連携・統合が叫ばれている.長年,保健・医療の現場ではソーシャルワーカーは資格が確立されていないにもかかわらず,周囲の理解を得,福祉と保健・医療の接点に立って連携役割を担い,患者・家族が療養と社会生活を両立できるよう援助してきた.そして,1987年5月制定・公布された社会福祉専門従事者の資格「社会福祉士・介護福祉士法」からは保健・医療分野のソーシャルワーカーが排除された.
保健・医療分野のソーシャルワーカーとその養成機関の現状を踏まえ,資格化にあたっての課題について私見を述べたい.
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