書評
児玉和夫・他 著―発達障害児の水泳療法と指導の実際
冨田 昌夫
1
1神奈川リハビリテーション病院理学療法科
pp.519
発行日 1993年6月10日
Published Date 1993/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552107384
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ややもすると楽しさだけが強調されて治療的側面が軽視されやすい,いや軽視するというよりも治療に結び付ける良い技術がなかったのが幼少児に対する水泳療法である.
本書ではこのような幼少児や重症児にもリハビリテーションの一環として治療が成り立つような水泳の指導法として新しい手技を紹介している.発達学的水泳療法である.従来からの水泳療法としてハリウィック法を紹介し,両者の特徴や適応についても述べている.
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