1ページ講座 障がい者スポーツ
水泳
増田 基嘉
1
1堺市立健康福祉プラザ生活リハビリテーションセンター
pp.345
発行日 2017年4月15日
Published Date 2017/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551200846
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水泳は,リハビリテーション,レクリエーション,競技など,あらゆるステージにおいて,多くの障がい者が取り組んでいるスポーツの一つである.
全国には身体障害者福祉法に基づく身体障害者福祉センター(A型)や旧勤労身体障害者体育施設をはじめとする障害者専用・優先スポーツ施設が139か所あり,そのうちプールを有する施設は52か所ある1).そのほかにもゴミ焼却炉余熱利用の温水プールや公設のスポーツセンターの温水プールなど,障がい者が気軽に利用できる施設は数多く存在する.そのような施設の多くでは,歩行用コースが設定されており,浮力や粘性などの水のもつ特性を活かして,水中ウォーキングを行う障がいのある方が多くおられる.また,この水中ウォーキングを契機に水泳を始める障がい者も多い.
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