Japanese
English
特集 脳卒中リハビリテーション医療の現状と問題点
温泉地型リハビリテーション病院における現状と問題点
The Present Condition and the Controversial Point in the Rehabilitation Hospital at a Spa.
小泉 亜紀
1
,
高塚 博
1
,
安藤 徳彦
2
,
横山 巌
3
Aki Koizumi
1
,
Hiroshi Takatsuka
1
,
Norihiko Andou
2
,
Iwao Yokoyama
3
1七沢リハビリテーション病院・脳血管センターリハビリテーション医学科
2神奈川リハビリテーション病院リハビリテーション医学科
3七沢リハビリテーション病院
1Department of Rehabilitation Medicine, Nanasawa Rehabilitation Hospital-CVA Center
2Department of Rehabilitation Medicine, Kanagawa Rehabilitation Hospital
3Nanasawa Rehabilitation Hospital
キーワード:
脳卒中
,
リハビリテーション専門病院
,
追跡調査
,
再入院
,
早期リハビリテーション
,
地域
Keyword:
脳卒中
,
リハビリテーション専門病院
,
追跡調査
,
再入院
,
早期リハビリテーション
,
地域
pp.1217-1222
発行日 1992年12月10日
Published Date 1992/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552107246
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はじめに
1966年に神奈川県の七沢温泉に当七沢リハビリテーション病院(七沢理学診療病院)が設立された当時は,県内のリハビリテーション医療施設といえば更生指導所と2,3の病院があるのみであり,リハビリテーション専門施設の設立が急務の時代であった.当時のベッド数は315,スタッフは医師9名,看護婦55名,PT10名,OT1名,ST5名,MSW1名であった.
そして近年,一般医療機関でもある程度のリハビリテーションが可能となり,七沢リハビリテーション病院としては,県域の脳血管障害,特に重度・重複障害に対応できるリハビリテーションセンターとしての役割を要請される時代となった.
本稿では,再入院制度や急性期病棟を加えた当脳血管センターについて現状を分析し,今後の在り方を検討する.
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