ひと
慶応義塾大学医学部リハビリテーション科教授に就任された 千野直一氏
津山 直一
1
1国立身体障害者リハビリテーションセンター
pp.541
発行日 1992年6月10日
Published Date 1992/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552107102
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この度,慶応義塾大学リハビリテーション科の教授に千野直一氏が昇任されたことは誠に喜ばしいことである.日本リハビリテーション医学会の理事としてもしばしば氏に接する機会が多いが,学歴,職歴,業績とともにいかにも慶応出身らしい品のあるお人柄を知るものとしてまさに適任と考える.氏は慶応義塾大学医学部を昭和41年に卒業され,インターンと国試を済まされ,42年にまず同大学整形外科に入局,池田亀夫教授に師事された後,早くから志をリハビリテーション医学に向け,43年7月に米国ミネソタ大学医学部大学院リハビリテーション医学科に入学,F.J. Kottke教授の下で47年8月にclinical master of scienceの学位を取得して卒業,続いて米国ミシガン大学医学部リハビリテーション科講師に昇任,電気生理検査部門の筋電図部門を担当され,米国リハ医専門医試験,米国筋電図電気生理専門医試験にも合格された.
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