ひと
第二十八回日本リハビリテーション医学会学術集会会長 米本恭三先生
森 義明
1
1昭和大学医学部理学診療科
pp.267
発行日 1991年4月10日
Published Date 1991/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552106763
- 有料閲覧
- 文献概要
顔をみればどんな職種か分かるといわれています.政治家の顔,牧師,坊さんの顔,刑事の顔は一目瞭然です.小児科医と外科医の区別も容易です.米本先生はどんな顔をしているのでしょうか.以前のことになりますが,学会ではいつも演者に痛烈な質問を浴びせていました.その頃は生理学で筋肉収縮の研究に打ち込んでいたresearchに専念する顔でした.しかし,現在では誰もが認めるリハビリテーション医の親分の顔です.
米本恭三教授は昭和33年,東京慈恵会医科大学を卒業,国立東京第二病院でインターンを修えられ,当時整形外科学会の天皇といわれた母校,片山良亮教授の整形外科教室に入門され,骨,関節外科を学ばれ,整形外科医としても日本の第一人者の1人です.
Copyright © 1991, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.