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特集 スポーツ障害とリハビリテーション
スポーツ選手の足関節捻挫とリハビリテーション
Ankle Joint Sprain of Sports Players and Rehabilitation
田淵 健一
1
Kenichi Tabuchi
1
1関東中央病院理学診療科
1Department of Physical Therapy, Kanto Central Hospital
キーワード:
スポーツ
,
足関節
,
捻挫
Keyword:
スポーツ
,
足関節
,
捻挫
pp.193-202
発行日 1991年3月10日
Published Date 1991/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552106743
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はじめに
スポーツにおける足関節の外傷,障害の頻度は高く,また難治で,筆者の経験でも膝に次ぎ第2位を占める(表1).バスケット,サッカー,器械体操,バレーボールは足関節捻挫の原因種目となると同時に,選手を悩ませるスポーツ種目である(表2).
足関節捻挫受傷後6か月以上経過したアンケート調査では,放置を含んだ種々の治療のあと,後遺症ありが50%以上を占めている(表3).足関節捻挫の治療は慎重になされなければならない.本稿では内反捻挫について述べる.
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