Japanese
English
研究と報告
ペルテス病におけるAtlanta brace(Scottish Rite Orthosis)の使用経験
Orthotic Treatment of Perthes' Disease: Atlanta brace (Scottish Rite Orthosis).
亀ヶ谷 真琴
1
,
品田 良之
1
,
上原 朗
2
Makoto Kamegaya
1
,
Yoshiyuki Shinada
1
,
Akira Uehara
2
1千葉県こども病院整形外科
2千葉リハビリテーションセンター
1Division of Orthopaedic Surgery, Chiba Children's Hospital
2Chiba Rehabillitation Center
キーワード:
ペルテス病
,
装具療法
Keyword:
ペルテス病
,
装具療法
pp.137-140
発行日 1991年2月10日
Published Date 1991/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552106728
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
はじめに
ペルテス病の装具療法は古くから行われている.当初は単に下肢を中間位とし免荷のみを目的にしたものが多かったが,1929年,Paker AOにより骨頭を臼蓋の中に包み込ませようとするcontainmentの概念が導入されて以来2),下肢を外転位とした装具が一般的となった.しかし,免荷が不可欠であるか否かについては未だに論議のあるところである.著者らは下肢外転位・荷重装具であるAtlanta brace(Scottish Rite Orthosis)を1980年より使用しており,今回はその経験について報告する.
Copyright © 1991, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.