Japanese
English
調査
退院後の急性心筋梗塞患者に関するアンケート調査
A Questionaire Study of Post Acute Myocardial Infarction Patients: Effect of anxiety on Physical activites.
八並 光信
1
,
藤沢 しげ子
1
,
岡島 康友
1
,
椿原 彰夫
1
,
千野 直一
1
Mitsunobu Yatsunami
1
,
Shigeko Fujisawa
1
,
Yasutomo Okajima
1
,
Akio Tsubahara
1
,
Naoichi Chino
1
1慶応義塾大学病院リハビリテーション科
1Department of Rehabilitation Medicine, Keio University Hospital
キーワード:
急性心筋梗塞
,
NYHA
,
クラス分類
,
就労状況
Keyword:
急性心筋梗塞
,
NYHA
,
クラス分類
,
就労状況
pp.51-54
発行日 1990年1月10日
Published Date 1990/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552106199
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はじめに
近年,心筋梗塞のリハビリテーション(以下リハと略す)は,患者数の増加とともに,その有効性と重要性が認められるようになってきた.当院のリハ科では昭和53年より心疾患の包括的リハの一環として,理学療法士による心電図モニター下において,体操療法を中心とした運動負荷プログラムを施行している1).また,各施設において種々の入院時プログラムが考案され,早期離床および早期の社会復帰が可能となりつつある2,3).しかしながら,退院後のリハ・プログラムおよび日常生活に関する報告は欧米に比べて少ない.そこで今回,我々は退院後のリハ・プログラムを確立するために,過去10年間に退院した急性心筋梗塞患者に対し,現在の日常生活に関する調査を行った.
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