巻頭言
リハビリテーション医学会資格制度の運用に望むこと
岩谷 力
1
1日本大学板橋病院リハビリテーション科
pp.85
発行日 1989年2月10日
Published Date 1989/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552105999
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リハビリテーション医学会の資格制度の発足を機に整形外科学会とリハビリテーション学会の間に解決すべきいくつかの問題が生じている.今日のリハビリテーション科の対象疾患は整形外科疾患の占める比率は低下して中枢神経系疾患が多くなり,標準的なリハビリテーション科では中枢神経系疾患が40%,整形外科疾患が30%,その他の疾患が30%の構成比を示している.
筆者は最近日本整形外科学会並びに日本臨床整形外科学会に所属する大学,国公立病院,開業医におけるリハビリテーション医療と教育の現状をアンケートにより調査した.
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