Japanese
English
短報
手指機能改善に対するペーパーロールモザイク作業の有効性について
The Effect of Paper Roll Mosaic Activities for Functional Improvement of the Hand.
白石 規幸
1
,
三宅 良昌
1
,
渡辺 敏弘
1
,
田内 広子
1
,
寺本 直史
1
,
津田 秀文
1
,
宮崎 美末
1
,
中谷 和代
1
,
田和 秀樹
1
,
田内 秀樹
2
Noriyuke Shiraishi
1
,
Yoshimasa Miyake
1
,
Toshihiro Watanabe
1
,
Hiroko Tauchi
1
,
Naofumi Teramoto
1
,
Hidefumi Tsuda
1
,
Misue Miyazaki
1
,
Kazuyo Nakatani
1
,
Hideki Tawa
1
,
Hideki Tauchi
2
1愛媛整肢療護園
2愛媛県立中央病院
1Ehime Central Hospital for Disabled Children.
2Ehime Central Prefectural Hospital.
キーワード:
手指機能改善
,
ペーパーロールモザイク
,
脳性麻痺
Keyword:
手指機能改善
,
ペーパーロールモザイク
,
脳性麻痺
pp.137-139
発行日 1988年2月10日
Published Date 1988/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552105774
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
はじめに
手指機能改善を主目的とした作業種目は,マクラメ,タイルモザイクなど数多い.
当園では,昭和57年4月より,美術書を参考に,新しく“ペーパーロールモザイク(仮称)”を実施している.これは,色画用紙で作った紙テープをロール状に巻き,その1個ずつを下絵に貼る.この動作を繰り返し,様々なモザイク作品を製作するもので,完成までに時間を要するが,作業が単純な割に,作品は立体的で見栄えが良い(図1,2).この為,園児のモチベーションも高めやすい.
今回,主な動作である“紙テープ巻き”を中心に,この種目の手指機能(巧緻性・協調性)改善に対する有効性について検討した.
Copyright © 1988, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.