Japanese
English
特集 失調症
<症例報告>
脊髄小脳変性症のリハビリテーション―基本動作訓練を主体として
Rehabilitation of Spinocerebellar Degeneration.
浜島 恵美
1
,
中條 茂伯
1
,
加知 輝彦
2
,
祖父江 逸郎
2
Emi Hamajima
1
,
Shigehiro Chujo
1
,
Teruhiko Kachi
2
,
Itsuro Sobue
2
1国立療養所中部病院理学診療科
2国立療養所中部病院神経内科
1Department of Physical Therapy, National Chubu Hospital.
2Department of Neurology, Chubu Hospital.
キーワード:
脊髄小脳変性症
,
基本動作訓練
Keyword:
脊髄小脳変性症
,
基本動作訓練
pp.703-705
発行日 1986年9月10日
Published Date 1986/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552105666
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まえがき
脊髄小脳変性症(SCD)は進行性であり,根本的な治療法はなく,機能の改善にあたってリハビリテーション(以下リハビリ)の果たす役割は大きいが,SCDはその症状が一様でないため,個々の症例に応じて手技に工夫を要する.
今回,我々は小脳失調を主体とし,多彩な随伴症状を有するSCD患者に対してリハビリを行い,効果を得たので報告する.
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