一頁講座 運動学・6
肩甲帯
足立 徹也
1
,
大川 嗣雄
1
1横浜市立大学病院
pp.475-476
発行日 1986年6月10日
Published Date 1986/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552105619
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1.肩甲帯とは
肩の運動には図1に示した如く,屈曲・伸展,内転・外転,内施・外施,水平外転・水平内転が定義されている.そしてこれらの運動は主として上腕骨,肩甲骨,鎖骨,胸骨,肋骨の間に形成される各関節の複合運動によって構成されており,これらの機構がまとめて肩甲帯(上肢帯,肩周辺機構)と呼ばれるものである.
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