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編集後記
横山 巖
pp.318
発行日 1986年4月10日
Published Date 1986/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552105585
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フィリピンの政権交代動乱の最後の1週間は,まさに手に汗を握る想いのひと時であった.しかしフィリピンの理性が失われず,無用の大量の血を流すことなしに終息したことは誠に喜ばしいことであった.IRMAの日程がもし1週間,後へずれていればおそらく開会は不可能となったことであろう.まことに危うい日程であった.参会者の数は多少減ったようだが,無事盛会裡に終了したとのことで,先ずは慶賀にたえない次第である.
さて,今月の特集は,リハビリテーションとかかわりの深い社会保障制度についてである.リハに携わる者にとっては,直接身にふりかかってくる問題が多いテーマであるが,執筆者に人を得て極めて読みごたえのある内容となった.
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