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編集後記
千野 直一
pp.757
発行日 1984年9月10日
Published Date 1984/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552105256
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今年の夏は全国的に酷暑にみまわれ,38℃を記録したところもあったと報じております.そして,ささやかな夏休みもまたたく間に終り,秋の学会準備にあわせふためいているのは筆者ばかりではないと存じます.
さて,本号の特集は「脳卒中片麻痺のリハビリテーション」ですが,今回は見方をかえてup-to-dateのテーマをとりあげました.
牧下氏・他によるEmission CTと今村氏・他のX線CTは,ともに脳損傷による機能障害を予測するうえでの有効性を論じております.両者のそれぞれの特徴は興味あるもので,ことにEmission CTによる超早期のCVAに対する診断やADLの予後判定の可能性などは,リハビリテーション医の基礎知識として必要となるものです.
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