Japanese
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特集 在宅リハビリテーション
デイ・ホスピタルの経験と問題点
Experience and Problems on the Day-Hospital.
尾賀 幹
1,2
Miki Oga
1,2
1東京都養育院板橋ナーシングホーム・リハビリテーション室・ハーフウエイハウス室
2養育院付属病院リハビリテーション部
1Department of Rehabilitation & Half Way House, Tokyo Metropolitan Itabashi Nursing Home.
2Department of Rehabilitation, Tokyo Metropolitan Geriatric Hospital.
キーワード:
中間施設
,
高齢化
,
在宅リハとの連携
Keyword:
中間施設
,
高齢化
,
在宅リハとの連携
pp.941-947
発行日 1983年12月10日
Published Date 1983/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552105076
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はじめに
リハビリテーション(以下リハと略す)という言葉は,もはや耳新しいものではなくなりつつある.しかし残念ながら正しいリハの理念が未だ十分理解されていない面もあり,また社会的条件も加わり,身障老人の社会(家庭)復帰には大変な努力を必要とする.昭和48年9月に65歳以上の身障老人を対象とした日本で初めてのデイ・ホスピタル(以下DHと略す)が,東京都養育院付属病院に併設され,試行錯誤の中から出発し今日に至った.現在老人医療の一環として定着し,院内外からの利用者も増えつつあるが,未だ種々な問題点をかかえており,本格的な軌道に乗ったとは云えない.今回,東京都養育院のDHを紹介し,その経験の中から,特に問題点をとりあげてみることにした.
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