ひと
世界のリハビリテーション工学,EMGによる機能分析研究のリーダーとして多くの人を育てた Charles Long II(チャールス・ロング)博士
荻島 秀男
1
1高島平整形外科
pp.763
発行日 1983年9月10日
Published Date 1983/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552105032
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米国リハビリテーション医学を背負うホープと注目されたロング博士も59歳になられた.名門ペンシルバニア大医学部創設以来最高の成績で卒業.ラスク先生,NYUのレジデントも鬼才として論文を次々と発表,トップで終了,20代でフォード総合病院のリハ部長に就任した事は大きな話題となった.
ケースウエスタンリザーブ大に移り,臨床,研究,教育の旗頭として活躍.世界に知られた筋電グループ,自動制御グループ,リハ工学グループを育て輝かしい成果をあげた.現在世界各国,リハ工学界トップレベルの教授陣の多くはロング研究室出身である.厳しさ,短気,毒舌で知られた彼も大分柔和になって居られる.
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