Japanese
English
特集 高次脳機能障害(その1)
<症例報告>
視覚失認を呈した1症例とその家庭復帰について
A Case of Visual Agnosia: Rehabilitational Approach and Her Home Life.
大松 慶子
1
,
加藤 昌子
1
,
石川 佳子
1
,
吉本 恵子
1
,
池田 信明
1
Keiko Ōmatu
1
,
Masako Katō
1
,
Yoshiko Ishikawa
1
,
Keiko Yoshimoto
1
,
Nobuaki Ikeda
1
1耳原鳳病院理学診療科
1Department of Rehabilitation Medicine, Mimihara-Otori Hospital.
キーワード:
視覚失認
,
リハビリテーション
Keyword:
視覚失認
,
リハビリテーション
pp.641-643
発行日 1983年8月10日
Published Date 1983/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552105009
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はじめに
我々は今回,視覚失認の症状を呈する一症例を経験した.本症例は,病前,偶然にも一人暮らしであったが,それに可能な限り近い形で社会復帰することとなった.今回は,この症例の視覚失認の症状,およびその社会復帰の状態について述べる.視覚失認患者の社会復帰の状態が,あまり知られていないだけに,その一例として参考にして頂ければ幸いである.
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