連載 スプリント治療のテクニック
脳卒中片麻痺におけるスプリント療法
阿部 薫
1
1慶應義塾大学病院リハビリテーション科
キーワード:
麻痺側上肢
,
スプリント
,
スプリント療法
Keyword:
麻痺側上肢
,
スプリント
,
スプリント療法
pp.689-691
発行日 2014年7月10日
Published Date 2014/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552110569
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近年,脳卒中片麻痺上肢に対して,hybrid assistive newromuscler stimulation therapy(HANDS)療法やconstraint-induced movement therapy(CI)療法,経頭蓋磁気刺激などさまざまなアプローチが考案され,その効果が報告されている1,2).脳卒中片麻痺上肢におけるスプリントも,治療手段そのもの,または治療の補助として,いずれにおいても,適切に使用することで,有効な治療手段の1つとなりうるものである.作成技術だけでなく,適応の選択から作成,装着,効果の検証,そして修正と終了判断まで,スプリント療法の構築から実施に至る細かなアプローチを実施できることが重要である.
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