書評
―Jacob S. Birnbaum 著―The Musculoskeletal Manual
篠崎 直子
1
1自治医大
pp.1075
発行日 1982年12月10日
Published Date 1982/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552104866
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「骨折・脱臼などの外傷およびRAなど筋骨系に影響を及ぼす疾患に関しては,幾多の優れた著書,手引きがある.しかし,primary careに携わる医師は,そこには記載されていないような様々の筋骨のcomplaintsの治療に相当の時間を費しているものである.医学教育面においては,卒前卒後を問わず,その辺のところはなおざりになっている傾向にある.さらに日常茶飯の筋骨のcomplaintsに関する有用な書は見出し難い.本書は,それを補うべく企画したものである」.
以上は,著者が“まえがき”にて述べていることであるが,著者の意としたことを“manual”と呼ぶにふさわしいようによく構成されている.
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