Japanese
English
総説
杖について―とくに松葉杖を中心に
Studies of Canes and Crutches.
今田 拓
1
,
福田 忠夫
1
,
山本 俊子
1
,
大沼 洋子
1
,
岩間 道子
1
,
花村 都
1
,
秋藤 一夫
1
,
佐々木 源之佐
1
,
岩井 昂
2
,
小住 兼弘
2
,
小野 元久
2
,
今田 元
3
Hiraku Imada
1
,
Tadao Fukuda
1
,
Toshiko Yamamoto
1
,
Yoko Onuma
1
,
Michiko Iwama
1
,
Miyako Hanamura
1
,
Kazuo Akifuji
1
,
Gennosuke Sasaki
1
,
Akira Iwai
2
,
Kanehiro Kozumi
2
,
Motohisa Ono
2
,
Gen Imada
3
1宮城県拓杏園
2宮城教育大学
3東北大学工学部
1Miyagi-ken Takkyoen.
2Miyagi University of Education.
3Tohoku University of Engineering Department.
キーワード:
杖
,
松葉杖
Keyword:
杖
,
松葉杖
pp.43-52
発行日 1979年1月10日
Published Date 1979/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552104098
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はじめに
杖学というものが成り立つかどうか,杖に関する研究を依頼されて,調べているうちに,ひとつのまとまりがでて来た.
杖の用途は広い,その歴史をしらべただけでも膨大であり,種類や,材料も多種多様である.また構造の面から追求しても,案外複雑であり,これを人間が使うとなると,そこに動的になかなか解明しきれないメカニズムが潜んでいる.
この研究は,「松葉杖がどうしたら折れないようになるか」という次元の低い出発点からのものだけに,杖学の各項目を少し噛った程度の紹介に過ぎない.杖といっても松葉杖が中心となる.杖のすべての問題が,ここに集中されるからである.
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