Japanese
English
研究と報告
床反力測定による下腿義足歩行の分析
Force Plate Study of the Above Knee Prosthesis.
鈴木 堅二
1
,
菅原 正信
2
,
斎藤 潔
2
Kenji Suzuki
1
,
Masanobu Sugawara
2
,
Kiyoshi Saito
2
1秋田大学整形外科
2秋田県立太平療育園
1Department of Orthopedic Surgery, Akita University School of Medicine.
2Taihei-Ryoiki-En Akita Prefecture.
キーワード:
床反力曲線
,
動的アラインメント
,
足部構造
Keyword:
床反力曲線
,
動的アラインメント
,
足部構造
pp.987-991
発行日 1976年12月10日
Published Date 1976/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552103682
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はじめに
下腿切断は切断上位の膝関節や股関節が温存されるため,大腿切断などの高位切断にくらべると,義足の適合や歩行訓練における問題は少ない.
しかし,新しい切断者では切断上位関節や非切断脚(健脚)の代償により,多少の不適合が見逃されることもあり,後日に歩行後の関節痛や疲労を訴えることがある.下腿義足での異常歩行の要因としてソケットの不適合,アラインメント異常,足部機能の低下などがあり,この実験ではアラインメントと足部機能の因子について床反力測定により分析を行い,下腿義足歩行の力学的評価から,若干の知見を得たので報告する.
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