ひと
帰国後,一段と多方面の活躍が期待される日本女子大学助教授 小島蓉子(こじま・ようこ)氏
小川 孟
1
1板橋福祉工場
pp.318
発行日 1976年4月10日
Published Date 1976/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552103533
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昭和49年12月,ウイスコンシン大学から博士号を得た.論文は“リハビリテーション・カウンセラーの教育”で,膨大な米国大学の実態調査によるものである.38年6月,コロンビア大学でマスターを取得していらい9年間の努力を,僅か2年間でパッと結実させた.小島さんらしい一面である.
母校の日本女子大学のほか,山梨大学,日本社会事業大学で教鞭をとり,4月からは三重大学へも足を伸ばす予定とか,とにかく見かけによらずタフである.昨年も大晦日まで労働省の委託でヨーロッパ5力国の障害者雇用対策の調査に出掛けていた.身障者雇用審議会委員,あるいはリハビリテーションの現場の仲間を集めて研究会を主宰するなど活躍の舞台は広い.しかし,本命は「教育」とご本人もいうように,リハビリテーション・ワーカーの育成と活動領域の確立に情熱を傾けている.
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