特集 評価Ⅰ
座談会:評価をめぐって
中井 敬三
1
,
村田 茂
2
,
福井 圀彦
3
,
津山 直一
4
,
井出 精一郎
5
,
今田 拓
6
1東京都心身障害者福祉センター職能科
2国立特殊教育総合研究所肢体不自由教育研究室
3七沢病院
4東京大学
5厚生省社会局更生課
6宮城県拓杏園
pp.663-673
発行日 1975年8月10日
Published Date 1975/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552103385
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見あたらない総論
今田(司会) 「総合リハビリテーション」誌で評価の特集ということが企画され,私に評価の総論を書けという提案者がおられまして,とてもそんなことはできないとお断りしておりましたところ,それでは座談会ではどうだということで,先生方にはお忙しいところを,その片棒かつぎにお出まし頂くことになり,まことに申し訳ないと思っております.
しかも問題はたいへんむずかしゅうございます.リハビリテーションの評価というものが発展いたしまして,専門的になる一方,かなり客観化されてきているものもございます.確かに各論的には進歩したといえるかと思いますが,評価ということになりますと,社会とか教育とか,要するに人を扱うという,さらに広い立場から考えなければならないことはいうまでもありません.
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