Japanese
English
特集 視覚障害のリハビリテーション
盲人用具とその活用
Available Aids and Appliances for the Blind.
小柳 恭治
1
Kyoji Koyanagi
1
1国立特殊教育総合研究所視覚障害教育研究部
1The National Institute for Special Education.
キーワード:
盲人用補助具
,
白杖・盲導犬
,
テープ図書
,
点字器・点字タイプ
,
オプタコン
Keyword:
盲人用補助具
,
白杖・盲導犬
,
テープ図書
,
点字器・点字タイプ
,
オプタコン
pp.191-196
発行日 1975年3月10日
Published Date 1975/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552103286
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1.視覚障害とその補助手段
1)聴覚や触覚を活用して
視覚障害者の教育やリハビリテーションにおける基本的な課題の1つは,視覚障害に起因する行動や学習上のハンディキャップをいかにして補うかということである.
読みの問題を例にとろう.正眼者であれば,入力(刺激)としての,たとえば活字で印刷された読書材は,視覚を経て大脳中枢で,その情報処理がなされる.しかし,盲人の場合は,図1に示したように,その経路が視覚(眼)のところで断たれてしまうのである.
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