学会印象記
第41回日本臨床神経生理学会学術大会
松元 秀次
1
1鹿児島大学病院霧島リハビリテーションセンター
pp.414-415
発行日 2012年4月10日
Published Date 2012/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552102458
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第41回日本臨床神経生理学会学術大会が,2011年11月10~12日の3日間にわたって木村彰男大会長(慶應義塾大学月が瀬リハビリテーションセンター所長)のもと,静岡市のグランシップで開催されました.「役立てよう深めよう臨床神経生理学」がテーマとして掲げられ,特別講演を木村淳先生が,招聘講演をDr. Marciniakと川人光男先生がされたのをはじめ,16の教育講演,16のシンポジウム,3つのワークショップ,ハンズオンセミナー,300題に及ぶ一般演題(口演・ポスター)などが行われました.
本学術大会から会期が技術講習会を含め3日間に短縮されたことから,プログラムに苦慮されたとうかがっていましたが,上記の内容を関心領域が重複しないようにと工夫が凝らされていました.また,大会場であるグランシップは,1つの建物内ということもあり9つの会場の移動は容易であり,日本の象徴である霊峰富士山を望むこともできました.普段は噴火する山をみているせいか(桜島は1日3回ペースで噴火しています),壮大で素晴らしい富士山に本学術大会の内容と同様に胸を打たれました.
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