Japanese
English
実践講座 麻痺肢の手術療法とリハビリテーション・2
下肢の中枢神経性麻痺
Operative treatment of lower extremity after brain damage.
飛松 治基
1
Haruki Tobimatsu
1
1東京都老人医療センターリハビリテーション診療科
1Tokyo Metropolitan Geriatric Hospital
キーワード:
脳血管障害
,
下肢麻痺
,
麻痺足
,
内反足
,
尖足
Keyword:
脳血管障害
,
下肢麻痺
,
麻痺足
,
内反足
,
尖足
pp.567-572
発行日 2008年6月10日
Published Date 2008/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552101266
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はじめに
中枢神経障害による下肢の変形・拘縮では,股関節内転・屈曲,膝関節屈曲,足関節尖足,足部内反,足趾屈曲などが多く認められる.これらの変形・拘縮は,痙性・麻痺・固縮などが重度の患者では,保存的治療にもかかわらず徐々に進行して,さらに障害が悪化し,手術療法が必要となる場合が少なくない.
筆者は,これまでに83患者100下肢の中枢神経性下肢麻痺の手術を経験した.これらの結果に基づき,手術に対する考え方,手術適応,術式の概要,手術前後のリハビリテーション,術後成績について述べる.
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