Japanese
English
特集 脳外傷などによる高次脳機能障害の課題
用語について
About madical term.
大橋 正洋
1
Masahiro Ohashi
1
1神奈川リハビリテーション病院
1Kanagawa Rehabilitation Hospital
キーワード:
高次脳機能障害
,
高次脳機能障害支援モデル事業
Keyword:
高次脳機能障害
,
高次脳機能障害支援モデル事業
pp.849
発行日 2007年9月10日
Published Date 2007/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552101032
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 参考文献 Reference
今回の特集テーマである高次脳機能障害の定義は医学領域において統一されていない.高次脳機能(higher brain function)に類する用語には,高次皮質機能(higher cortical function),高次神経機能(higher neural function),神経心理学的機能(neuropsychological function),認知機能(cognitive function)などがある.
本誌の11巻8,9号(1983年)で「高次脳機能障害」という特集が組まれている.リハビリテーション医学の分野では,24年も前から高次脳機能障害は診断や治療の対象であった.しかし,当時の主な関心は脳血管障害による失語・失行・失認といった神経学的症候にあった.
Copyright © 2007, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.