Japanese
English
特集 社会福祉の動向とリハビリテーション
介護保険制度見直しの動向
Review of long-term-care system.
成松 英範
1
Hidenori Narimatsu
1
1厚生労働省老健局振興課
1Health and Welfare Bureau for Elderly, Ministry of Health, Labour and Welfare
キーワード:
介護保険制度
,
介護報酬改定
,
社会保障審議会介護保険部会
,
高齢者介護研究会報告書
,
高齢者リハビリテーション研究会
Keyword:
介護保険制度
,
介護報酬改定
,
社会保障審議会介護保険部会
,
高齢者介護研究会報告書
,
高齢者リハビリテーション研究会
pp.1021-1025
発行日 2003年11月10日
Published Date 2003/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552100920
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はじめに
急速な高齢化に対応して,要介護者の自立支援に向けての保健・医療・福祉サービスの総合的な提供や介護を社会的に支えることを目的とした介護保険制度が施行されて,早3年半が経過した.この制度は,「走りながら考える」制度と言われているように,介護保険法附則第2条において,施行後5年を目途として全般に関して検討し,その結果に基づき,必要な見直しを行うこととなっている.厚生労働省においても,現在,平成15年4月からの報酬改定作業を終え,この見直し作業を進めているところであるが,本稿では,介護保険制度の実施状況,報酬改定の概要,制度見直し作業の状況,今後の展望等について,リハビリテーションの分野を取り上げつつ,記述したい.なお,本文中意見にわたるものは,筆者の私見であることを申し添える.
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