学会印象記
第29回総合リハビリテーション研究大会
湯田 京子
1
1横浜市総合リハビリテーションセンター職能開発係
pp.302-303
発行日 2007年3月10日
Published Date 2007/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552100498
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2006年10月27日(金),28日(土)に,全社協・灘尾ホール(東京)において「第29回総合リハビリテーション研究大会」が開催された.本大会では「障害者の権利保障確立に向けて」をテーマに掲げ,国連・特別委員会における障害者権利条約草案成立の動きを軸に(なお,大会後2006年12月に障害者権利条約は国連で採択された),国内外の動向と今後の方向性について,基調講演,分科会,シンポジウムの形を通して,さまざまな立場の参加者が一体となって考えていくものであった.
初日会場に足を踏み入れた最初の印象は,ひょっとして会場を間違えたかと思うほど参加者数が少ない,というものであった.重要なテーマと認識しながらも,実務との直接的な繋がりをイメージしにくいものであったのも一因かと思われる.そういう私自身も「障害者権利条約」に関する知識など不十分なままに参加したのであった.
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