Japanese
English
特集 認知症のリハビリテーション
診断
Diagnosis of dementing disorders.
古川 勝敏
1
,
古川 栄美
2
,
筒井 美穂
2
,
岩崎 鋼
1
,
荒井 啓行
1
Katsutoshi Furukawa
1
,
Emi Furukawa
2
,
Miho Tsutsui
2
,
Koh Iwasaki
1
,
Hiroyuki Arai
1
1東北大学大学院医学系研究科先進漢方治療医学講座
2東北大学大学院医学系研究科老年内科学講座
1Geriatric and Complementary Medicine, Tohoku University School of Medicine
2Geriatric and Respiratory Medicine, Tohoku University School of Medicine
キーワード:
Mild Cognitive Impairment
,
アルツハイマー病
,
脳血管性認知症
Keyword:
Mild Cognitive Impairment
,
アルツハイマー病
,
脳血管性認知症
pp.219-224
発行日 2006年3月10日
Published Date 2006/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552100260
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はじめに
日本社会の高齢化に伴い,認知症患者数は増加の一途をたどっており,患者数の増加により認知症患者への対応,処遇にも困難さが増しているのが現状である.このような背景から,社会の注目,要請に加え,分子生物学を初めとする医学の進歩により,その診断,治療法も常に進歩,変化している.したがって,認知症の診療,研究に携わる医療従事者は,常に新たな知見に目を配り,かつ高齢化社会の状況を鑑み,認知症に対する情報収集および理解への努力を続けていくべきであろう.
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