連載 チームに加えたいリハビリテーション関連職種
呼吸療法認定士
金子 純一朗
1
,
前田 眞治
2
1国際医療福祉大学理学療法学科
2国際医療福祉大学大学院リハビリテーション学領域
キーワード:
呼吸管理
,
高度医療
,
チームアプローチ
Keyword:
呼吸管理
,
高度医療
,
チームアプローチ
pp.88-89
発行日 2006年1月10日
Published Date 2006/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552100033
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呼吸療法認定士の現状
近年の高度医療の発展は急速に進み,その結果として重症患者管理の必要性と頻度も共に増加している.輸液や呼吸管理の徹底により,救命処置の発展著しい状況である.このため,重症患者の重要なケアである呼吸療法の重要性もますます高まっている.
呼吸療法とはすなわち吸入療法,酸素療法,呼吸理学療法,および人工呼吸などの領域であり,高度医療の発展を背景に人的な普及が望まれている.しかし,実際の医療現場の悩みとして,呼吸療法に精通したコメディカルスタッフ不足が挙げられ,今後の高度医療体制を考えると合致していないのが現状である.
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