特集 最適な非対称性動作を考える
最適な非対称性歩行動作の獲得をめざした理学療法—中枢神経疾患
荻原 啓文
1
Hirofumi OGIHARA
1
1長野保健医療大学保健科学部リハビリテーション学科理学療法学専攻
キーワード:
脳卒中
,
非対称性歩行
,
バランス
,
ANPT臨床実践ガイドライン
Keyword:
脳卒中
,
非対称性歩行
,
バランス
,
ANPT臨床実践ガイドライン
pp.1021-1024
発行日 2024年9月15日
Published Date 2024/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551203584
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Point
●歩容改善も理学療法の選択肢の1つだが,患者の全体像を把握したうえでいくつかの選択肢から患者と協働で決定されるべきである
●歩行能力を把握するためには,Academy of Neurologic Physical Therapy(ANPT)の臨床実践ガイドラインで紹介されている歩行とバランスに対するコアアウトカムセットが有用である
●最適な非対称性歩行動作の獲得とは,重症度や自立度など全体像を加味した歩行能力に優先順位をつけて介入した結果である
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