特集 最適な非対称性動作を考える
非対称性からみた健常者の歩行動作の特徴
平田 恵介
1
,
塙 大樹
2
,
金村 尚彦
3
Keisuke HIRATA
1
,
Hiroki HANAWA
2
,
Naohiko KANEMURA
3
1東京家政大学健康科学部
2人間総合科学大学保健医療学部リハビリテーション学科
3埼玉県立大学保健医療福祉学部理学療法学科
キーワード:
時空間変数
,
arm swing
,
偏側性
,
Symmetric Index
Keyword:
時空間変数
,
arm swing
,
偏側性
,
Symmetric Index
pp.1004-1008
発行日 2024年9月15日
Published Date 2024/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551203579
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Point
●歩行の非対称性の複雑性:歩行の非対称性はさまざまな要因により影響され,異常な左右差かどうかを判断する難しさがある
●非対称性の定量方法:歩行の非対称性を評価するためには,いくつかの定量方法が存在し,それらを適切に選択し,外れ値の確認と結果の解釈に留意する必要がある
●偏側性の重要性:歩行中の偏側性は特異的な非対称性であり,健常者の歩行にも存在する.これを理解することが臨床場面での疾患者の歩容評価に重要である
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