連載 とびら
理学療法士だからできる予防医学を確立しよう
中村 尚人
1
1株式会社P3
pp.627
発行日 2024年6月15日
Published Date 2024/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551203473
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予防医学の研究を理学療法士は率先して進め,医療費を削減する施策を社会に提言すべきだと思います.仕事は社会に必要とされるから存在します.人々のお腹を満たし幸せにするのが食事・料理関係の仕事です.人々に安全で安心できる「集いの場」を提供するのが建築関係の仕事です.では理学療法士は社会に何を提供しているのでしょうか.
リハビリテーションは障害を負った方々の社会復帰が起源です.急性期では呼吸理学療法を含めて生命を維持する一役を担い,介護分野では健康の維持とともに家族を支えています.社会復帰,生命維持,社会支援サービスなど,どれも社会に必要とされる立派なサービスだと思います.
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