特集 慢性炎症と運動療法—運動による炎症制御の可能性
変形性関節症と慢性炎症—疼痛発生機序と運動効果
木藤 伸宏
1
,
森山 英樹
2
,
小澤 淳也
1
,
金村 尚彦
3
Nobuhiro KITO
1
,
Hideki MORIYAMA
2
,
Junya OZAWA
1
,
Naohiko KANEMURA
3
1広島国際大学総合リハビリテーション学部リハビリテーション学科
2神戸大学神戸大学大学院保健学研究科
3埼玉県立大学大学院保健医療福祉学研究科
キーワード：
力学的負荷
,
機械的炎症
,
メカノトランスダクション
Keyword:
力学的負荷
,
機械的炎症
,
メカノトランスダクション
pp.1443-1450
発行日 2025年12月15日
Published Date 2025/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.091505520590121443
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Point
●変形性関節症は関節軟骨の「摩耗と損傷」だけによる疾患ではない
●関節を構成する器官と組織には低悪性度慢性炎症が存在する
●運動で関節に加わる力学的負荷を適切に調整することは関節構成体の恒常性維持に重要である
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