現場から ケースレポート
頸椎手術後の精神症状に影響を与える精神的要因
海藤 暁美
1
,
小野関 仁子
1
,
廣町 佐智子
2
,
飯田 苗恵
2
1群馬大学医学部附属病院看護部
2群馬大学医学部保健学科
pp.682-686
発行日 2001年7月1日
Published Date 2001/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661903782
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研究目的
頸椎手術を受けた患者の中には,術後の頸部固定・臥床安静期間中に幻覚や妄想などの精神症状をきたし,安静保持が困難になる例がみられる.本研究では,患者の術前の不安内容,不安の程度,術前のコーピング様式と術後精神症状の関係を明らかにすることを目的とする.なお,本稿は第18回関東甲信越地区看護研究学会での発表内容に加筆・修正を加えたものである.
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