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紹介
ゲーミング・シミュレーションの手法を用いた災害リハビリテーション教育ツールの開発と検証
Development and verification of disaster rehabilitation education tools using gaming simulation techniques
佐藤 亮
1
Akira SATO
1
1医療法人木星会山鹿温泉リハビリテーション病院総合リハビリテーション部
キーワード:
災害リハビリテーション
,
ゲーミング・シミュレーション
,
人材育成
,
教育ツール
Keyword:
災害リハビリテーション
,
ゲーミング・シミュレーション
,
人材育成
,
教育ツール
pp.1389-1391
発行日 2021年12月15日
Published Date 2021/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551202529
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要旨 【目的】筆者らは熊本地震を経験し,要配慮者などに対する直接的な支援と,支援チームの受け入れなど現地本部運営を担う受援の双方のトレーニングの重要性を再認識した.また,災害リハビリテーションの知識や経験を有して活動できる人材もいまだ少ない.そこで災害リハビリテーションに関しゲーミング・シミュレーションの特性を生かした教育ツール「大規模災害リハビリテーション支援チーム本部運営ゲーム(Disaster Rehabilitation assistance team Honbu Unei Game:REHUG)」を開発し,ゲーム内容について検証したため紹介する.【方法】ゲーム参加者およびファシリテーターを対象にアンケートを用いて客観的にゲームの特性を検証した.【結果】全国20地域でREHUGを用いた研修が行われ,ゲームの難度は高いが教育ツールとして役に立ちそうであるという評価を得られた.ゲームを通して,参加者に災害リハビリテーション研修を受講する必要性について啓発できたと思われる.【結論】災害リハビリテーションの研修を受講したリハビリテーション関連職が増えることは,次の災害に備えるためにきわめて重要である.
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