連載 診療参加型臨床実習・第2回
入職時に必ず備えておいてほしい能力—診療参加型臨床実習の到達目標
伊藤 義広
1
Yoshihiro ITO
1
1広島大学病院診療支援部
pp.198-202
発行日 2021年2月15日
Published Date 2021/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551202215
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理学療法士作業療法士学校養成施設指定規則の改正に伴う診療参加型臨床実習の導入は,単位数の変更や実習形態の変更という形式的なことではなく,学内・学外教育の目標や手法の変更によって新人理学療法士をどのように育成するか,という問いにあらためて取り組む起点と捉える.本稿では診療参加型臨床実習の到達点とも言える理学療法士として働く際に,今日の職業倫理・職場管理の視点から,入職時に必ず備えておくべき能力(態度,技能,知識)ならびに学内教育で経験し,学ぶことが望ましい事項について述べる.
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