連載 新しい臨床実習・第8回
実習中のタスク
酒井 吉仁
1
Yoshihito SAKAI
1
1富山医療福祉専門学校
pp.953-956
発行日 2020年8月15日
Published Date 2020/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551202012
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はじめに
タスクとは目標達成のために課せられた仕事や職務である.現在までの臨床実習については,その実施方法や評定方法などが学校養成施設や臨床実習施設によってさまざまであることが指摘され,臨床実習時間外の課題など,臨床実習のあり方を見直すことが求められている1).これに伴い理学療法士作業療法士養成施設指導ガイドライン2)では,臨床実習の方法について,実習生が診療チームの一員として加わり,臨床実習指導者の指導・監督の下で行う診療参加型臨床実習が望ましいとの記述がなされた.よって本稿では,新しい「理学療法士作業療法士学校養成施設指定規則」(以下,新・指定規則)に基づいて行われる診療参加型臨床実習でのタスクについて述べる.
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