特集 症例から考える脳幹病変へのアプローチ
Wallenberg症候群
脇坂 成重
1
,
高野 碧
1
,
藤田 里奈
1
,
久保田 勝徳
1
,
遠藤 正英
1
Narishige WAKIZAKA
1
,
Aoi TAKANO
1
,
Rina FUJITA
1
,
Katsunori KUBOTA
1
,
Masahide ENDO
1
1桜十字福岡病院リハビリテーション部
キーワード:
延髄背外側部
,
lateropulsion
,
自覚的垂直位
,
運動失調
,
前庭機能
Keyword:
延髄背外側部
,
lateropulsion
,
自覚的垂直位
,
運動失調
,
前庭機能
pp.409-416
発行日 2020年4月15日
Published Date 2020/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551201864
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Point
●Wallenberg症候群は,病変の拡がり方により症状の多様性を有するため,画像情報と神経学的所見の正確な評価が重要である
●脳画像や臨床徴候,症例の内省を総合的に捉え,lateropulsionの神経学的背景を解明していくことが重要である
●Lateropulsionを呈する症例へのリハビリテーションを進めていくうえで垂直位の再学習を図ることが重要である
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