特集 症例から考える脳幹病変へのアプローチ
視神経脊髄炎—脳幹まで病変が及んだ症例
吉井 亮太
1
,
櫛引 かなえ
1
Ryota YOSHII
1
,
Kanae KUSHIBIKI
1
1戸田中央リハビリテーション病院リハビリテーション科
キーワード:
脳画像
,
視神経脊髄炎
,
脳幹(橋・延髄)
,
姿勢制御
,
歩行
Keyword:
脳画像
,
視神経脊髄炎
,
脳幹(橋・延髄)
,
姿勢制御
,
歩行
pp.417-424
発行日 2020年4月15日
Published Date 2020/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551201865
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Point
●脳幹や脊髄が損傷された場合,臨床症状は多岐にわたり障害像が見えにくいことが多い.画像から障害部位や残存機能を推察することで,より精度の高い評価や理学療法アプローチが可能になる
●歩行には随意的な制御機構と自動的な制御機構があり,後者が破綻すると歩行の予後は不良であることが多い
●画像所見からの情報だけではなく,視神経脊髄炎特有の現象に注意しながら難易度を調整していく必要がある
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