学会印象記
—第7回日本理学療法教育学会学術大会・第1回日本理学療法士学会管理部門研究会—これまでの理学療法教育を振り返り,時代に応じた理学療法教育へ転換する
夏井 一生
1
1長崎みなとメディカルセンター
pp.266-267
発行日 2019年3月15日
Published Date 2019/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551201482
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学会の概要
2018年11月3,4日の2日間にわたり,第53回日本理学療法学術大会の1つとして第7回日本理学療法教育学会学術大会・第1回日本理学療法士学会管理部門研究会が兵庫医療大学を会場に同時開催されました(図).理学療法教育と管理における社会の流れは,ここ最近特に目まぐるしく変わろうとしています.理学療法士作業療法士学校養成施設指定規則(以下,指定規則)の改正とモデル・コア・カリキュラムの改訂のもとで,どのような教育が進められていくべきか,本大会のテーマである「理学療法教育・管理の質的転換」をもとに,教育現場と臨床現場それぞれで活躍する理学療法士により活発な議論や意見交換が行われました.学会開催前には,プレコングレスディスカッションとして,大会長の日髙正巳先生(兵庫医療大学)により指定規則改正とモデル・コア・カリキュラム改訂についての講演がありました.大会プログラムの主な内容は,特別講演,パネルディスカッション,シンポジウムと,口述発表,ポスター発表で,筆者はパネルディスカッション「実践力を高める教育について」を担当しました.
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