書評
—Jung Sun Hong(著)/紀伊克昌(監訳)・金子断行(訳)—「正常発達(第2版)—脳性まひの治療アイディア」
山川 友康
1
1宝塚医療大学保健医療学部理学療法学科
pp.273
発行日 2015年3月15日
Published Date 2015/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551200158
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脳性まひ児の治療を実践するセラピストにとって,正常発達を研究することは必須の責務である.小児リハビリテーションに携わる理学療法士・作業療法士には,正常発達への深い知識と理解が求められる.
本書は,姿勢コントロールの重要な成熟要素を,胎児期から生後12か月まで5段階に分けて,乳児が日常生活のなかで正常運動をどのように獲得していくのかを,豊富なイラストとともに,平易にクリアカットに解説しているのが特徴である.
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