とびら
尊敬する恩師との出逢い,そして世界の窓へ
山本 大誠
1
1神戸学院大学総合リハビリテーション学部
pp.373
発行日 2014年5月15日
Published Date 2014/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551106625
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私が理学療法士の養成校の教員になってから9年が経ち,臨床経験の年数とほぼ同じ歳月が流れたことになります.教育現場では私が尊敬する恩師のもとで,理学療法はもちろんのこと,ホモ・ルーデンス(遊戯の人)としての人生哲学,理学療法の本質,教育学,世界情勢などについて,ときに居酒屋で,ときにご自宅で,そしてときに英語での対話を振り返ると質の高い学びの場であったことに気づきます.
人生と理学療法を楽しむ恩師は,近年では子象への理学療法を実施するなど,その好奇心において新たな領域の先頭を今なお進まれています.このような精力的な活動を目の前でみせてくれる,己の成長に力を与えてくれる恩師に出逢えたことは幸運でした.良き恩師との出逢いとは,己の生活設計や仕事上の目標を考えるときの貴重な参考になると言えます.
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