Treasure Hunting
洞爺の自然に育まれた地域リハへの信念―山田 晃氏(室蘭太平洋病院リハビリテーション科)
編集室
pp.575
発行日 2001年8月15日
Published Date 2001/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551105860
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昨年3月31日に始まった北海道有珠山の噴火とその後の避難生活の困難は読者の記憶に鮮明に残っていることだろう.観光客の途絶えた温泉街の閑古鳥がやたら目立った感がある一方で,洞爺湖近隣の病院が甚大な被害を受けたことは意外に知られていない.
今月ご登場いただいた山田晃氏は有珠山の噴火による避難生活を2度も体験し,今回の噴火では34年間にわたって地域医療に汗を流した職場を去ることになった.それだけに,氏から送られてきた資料のそこここから洞爺の自然に対する熱き想いが吹き出してくる感じがしてならないのである.
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